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112回公演
福井県三方町
湖上館・パムコ

湖畔から眺めるパムコの夜景湖面に映えて綺麗です
会場の部屋から眺める水月湖の湖面。絶景です
広い会場からは、湖面が見えます。夜でなかったら又違った公演になったかも
終演後パムコのご自慢の料理が次々と。榊原も今日は泊まりと決めたらエビスビールをもう一杯!

パムコご自慢の「へしこ」のお寿司。ご飯の上のへしこが美味。お持ち帰りしました。

パムコのスタッフの皆さん。食事からイベント企画、メンテナンスなど一人何役もこなすスーパースタッフがパムコの力ですね。

 小悪魔が牙を剥いた!おかげでこんな思いに・・・“もう止めようかな?”

 今年最後と勇んで出かけた福井県三方町海山、水月湖畔のお洒落な旅館、地ビール・梅風呂の宿「湖上館パムコ」。小浜の「らくがき屋(双子の平田姉妹)」さんが六月に「風音(ふうね)」で主催してくださった時に地元の五井幸彦さん、坂口志秀(しほ)さん、福井市の船山桂子さんがお聴きくださり、「湖上館パムコ」の館主、田辺一彦さんに相談。そこで田辺さんと『三方の自然を楽しむ会Jelly Fish(主催パムコ)』との共同開催となったのです。
 開場7時、開演7時30分を目指し復調なった杪谷が4時30分過ぎに到着。早速会場となる二階のレストラン「レイク・ビュー」で準備開始。

 会場の大きなガラス窓がトワイライトの水月湖を映している。しかし、この夕暮れを過ぎると窓の向こうに映るのは水銀灯の明かりと車のライトのみ。それらを隠そうとガラス窓三面を残し、他はブラインドで覆いベランダをグリーンでライトアップ、三面の窓から見えるようにしました。

 パムコのスタッフや船山さんのご協力を得て早めに準備完了。5時30分過ぎには船山さんと歓談。「朗読会の名称が今ひとつ。聞いていると気持ちが穏やかになりカウンセリングを受けているみたい。だから、“朗読カウンセリング”のほうがいい!」なんておっしゃる。杪谷と私は、ともに頷く仲の良さ。暫くして私は、着替えるべく三階の部屋で待機。そこへ連絡係に変身した杪谷が「三方時間のようで10分ほど遅れるよ」7時35分には二階へ。その時、映画「地下室のメロディー」が浮かんだ。“エレベーターで降りては駄目だ。閉じこめられたら朗読が出来ない。非常階段を使うべし”と裸足で鉄の階段をスタスタと二階へ。冷静な私(いい感じ)、トレビア〜ン!すたすた降りたが始まらない。

“あと二人です”と田辺さんが報告。“気配りが出来る人だ”だが、気配りだけでは開演できない。と思っていると、いつのまにか曲が・・・驚いて扉から覗いてみると、“あれれ!蝋燭の明かりのみ”おったまげて部屋の中へ入る。すると、目が点に・・・いや、目がダイナマイトになったのです。ぶっ倒れそうな私を尻目に、母親に抱かれた子供が体を反らしたり、何かしゃべっている。“ガ〜〜ン!”いる、いる。小悪魔がいるのです。杪谷の近くにいるのに、どうして帰っていただかないのか?信じられな〜い!この時、冷静だった朗読者は憤怒に駆られ頭を下げ角を出し、フンフンと鼻息荒い闘牛になっていました。“何たるこっちゃ、今年最後にどうして小悪魔がおるんじゃい!”すると子供がまた何やらふにゃふにゃ・・・腰砕けの私はへにゃへにゃ。田辺さんが燭台を下げ座布団に座る。えっ、嘘?子供の前に座った!でも、何も言わない・・・いや、言えないんだ。私も?言えない。がっくり言葉を飲み込んで、刺激を与えないようにと朗読開始。ゆっくりもへったくれもありゃしない。ひたすら“頼むよ小悪魔君”。やぶれかぶれの朗読の最中のどが乾き、エヘン虫で声が出ない、思わず二度三度と咳払い!こんな事って112回の朗読で一度もない。聞こえる小悪魔の声。“あ〜、もうストップしたい”と四度ほど。しかし真剣な33人(男性21人含む)の気持ちがズンズン。ともかく終わった。がっかりしたり励まされたりしてのジェットコースター朗読会。

 田辺さんの言葉「耳をぎゅ〜と塞ぎたかったけど、塞ぐと朗読が聞けないので、ひたすら聞こうと集中しました」皆さんの気持ちを代弁しているなあと思わずにはいられませんでした。らくがき屋の平田久子さんが聴いてくださり、「また違った感想が生まれそう」とのことでした。今年最後の朗読会に感謝!