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90回公演
名古屋市千種区
乗西寺
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シフォンケーキを作られた
「はなはな」のお母さんたち
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初めての全員男性の主催者
「若水おやじの会」の皆さん
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会場は共催してくださった「乗西寺」(住職は鵜飼信孝さん)一階の空間。依頼は二階の本堂でということでしたが、下見をさせていただき、佇まいがある庭のロケーションに引かれ、一階でとお願いしました。
5時過ぎにお邪魔して仕込みを進めました。椅子席で100人は入る空間の各窓には、暗転幕があり、これで横の明かりはシャットアウト。庭に面したハイサッシュのガラス戸にも暗転幕、至れり尽くせり。このお寺では映画会も開かれているのだそうです(住職の鵜飼さんが映画がお好き)うん、納得。庭に続くガラス戸を背にして、中央に朗読の椅子を配置。ところが、どうなるの?ということが生じたのです。暗転となったところで、私が立ち上がり、まずは右の暗転幕を引く、次いでガラス戸3枚を一気に開ける。それが終わったら今度は反対に回り込み、同じ動作を繰り返す。この行為無くして庭を見ていただくことが出来ないのです。しかし、観客からは私の開けている姿がシルエットで丸見え。美学を重んじる二人としては余りにも間抜け!では?と試行錯誤を重ね、おやじの会の方にお願いして、「エンヤ」の曲の時、片方のガラス戸を、庭に出て開けていただき、私がもう片方のガラス戸を開けることにしたのです。正面に松の木を配した庭を、ライトアップによって、いかに効果的に見せるかを考えながら仕込みを終了。いつの間にか開場10分前。
さあ開場です、というよりも前に数人がお見えになっていて、7時30分にはスタートとなりました。曲が入り、蝋燭明かりの中、メンバーの浅井さんが燭台を下げ、ほぼ暗転?“あれ?”実は、暗幕幕のお陰で完全暗転になると気をよくしていた私たちに、気の緩みがあったのです。会場に張られた幕がしっかり閉まっておらず、ガラス窓との隙間から明かりが!これを確認していなかった私の詰めの甘さが命取り!自分で“馬鹿だったなあ”と呟きながら観客の後ろから朗読開始。そしてゆっくりと定位置へ。恐怖の10円影を消すライトが正面から届き、読み進めようとしたこの時、“朗読にはいつも何かがある”別に期待しているわけでもないのに、次から次へと飛び出すのです。今度は何?と思ったら、シーンと静まっている一番前で、袋からガサガサと何かを取り出した。“まあいいか、良くあること、少し待つか”と、ここまでは余裕がありました。“よし出した、じゃあ、読むか”と思った矢先、今度は袋から何と、なんと携帯電話が・・・カチャと開くと明かりがつく。“もしや電話を掛けるのでは”と心臓がバクバク!すると留守電とメールの確認?暗転の中、最前列で、しかも朗読が始まっているのに。愕然としている暇は私にはありません、始まったばかりなのですから。でも携帯が鳴らないだけでも儲けものと思い直しました。今回はおやじの会ということで親父ばかり。多分気持ちよく寝る人がいるから、テンポを上げ、寝させないでいこうと計算していたのです。しかし蓋を開けてみると、女性が27人、男性19人の計46人、何と女性の方が多かったのです。作戦変更、ややゆったりとしたペースで読み進めました。20分もしたところで、今度は隣の部屋から携帯のコールが・・・“知〜らない”てな感じでやり過ごし、なんとか終了。その後、会を代表して森龍男さんが挨拶。お茶を飲みながら皆さんと歓談し、90回目の朗読会も気持ちよく終えることが出来ました。しっかり準備を整えてくださった親父達に感謝です。
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