21回公演
福井県福井市
ビストロ後藤 |
夜8時から集まり、朗読は8時30分開始。会場はビストロ後藤で、店内の中央壁際に椅子、そのサイドに照明をセットしてスタートしました。時間は予定通り40分。読み終え、曲が入り、私が退場するときに暗転の中、椅子の上に後藤栄治の象徴として、お皿に載せたトマトをひとつ(いつもは「木を植えた人」の本)置きました。曲が終わり、さらにもう一度暗転。その後、一条の明かりを椅子の上のトマトに残し、すべて終了しました。
観客の中には、ブフィエが後藤さんとダブった方がお見えになったようで、終了時には、涙ぐんでいらっしゃる方もいらしたようです。これまでの21回では表だってそんな方はいらっしゃらなかったので、少し驚きでした。ただし今回冒頭で「後藤栄治に捧ぐ」と語ったので、こうなったのかなとも思っています。
今回は次の公演に繋がることもなく、あくまでも追悼の朗読となりました。このような形で朗読会が出来たことは、この作品の持つ静謐さや求心性にあるのかなとおもいました。と同時に、様々な形でこの公演が成立することを証明したとも考えています。
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22回公演
名古屋市
ギャラリー安里 |
空間が狭いので、よりよい環境を考え20人限定としようと言うことに決まりました。私は6人の枠をもらい、お知らせをしましたが、しかしその後、ギャラリー安里へ私の知り合いより電話予約が入り、実際には25人となり、私の方が10人となった次第です。それでも、観客の肩が触れて、集中出来ないと言うことはなかったのではと思っています。
さて朗読は予定通り7時にスタート、と思ったのですが、しかし会場の時計が進んでいたらしく、7時と思ってギャラリーのシャッターを下ろしたのが、どうやら5分前。下ろした後、間が悪いことにお客さんが?・・・・。でも、お客さんも引き下がってはいません。こんなはずはないと思って強引に渾身の力でシャッターをこじ開けたのだそうです。そんなこんなでスタートは7時5分。会場の空間は3メートル×6メートル。奥にある下村さんの作品を一点残し、その作品を背に、椅子を置き開始しました。
観客の方の多くは女性で、結構年齢層も高かったように思われました。熱心に聞いていただき、私としては気持ちよく朗読が出来ました。観客の中には、長谷川さんを始め、昨年お子さんと一緒に拾ったどんぐりを沢山送ってくれた森田さんもいらしてくださり(さらに今回もどんぐりを持参)、この朗読を支えてくださる方の登場で、私はしっかり盛り上がりました。本当に感謝です。
終了後、作品の概要と我々の公演状況などをお話しました。その後、2人の方より、この秋の間に朗読をやってほしいと打診がありました。
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23回公演
岐阜県美濃市
木風舎コミュニティセンター
木風舎 |
会場はといいますと、清流長良川が流れるその横の高台に、「木風舎」という私設図書館があり、そこに隣接されたコミュニティセンターでした。
この朗読会は私設図書館「木風舎」で活動をされていらっしゃる父兄の方々が中心となり開催してくださり、35人の観客を得ました。平屋建ての和風の建物で、玄関を上がってすぐの所に12畳ほどの部屋があり、そこで開催することになりました。床の間をしつらえた畳の部屋で、そこに黒幕を張り、ふすまを閉め暗転を作りました。玄関
に近いところに朗読用の椅子を置き、それ以外の場所を観客席としました。部屋びっしりに35人。感想では、暗転の効果と照明の作り出す空間が良かったとの事でした。語り方も抑揚をつけないで淡々と語る読み方が、イメージを広げる事になったようです。さらに感心したことは、皆さんが足を地に付けて生活をされていらっしゃることでした。それは、皆さんがお話になられる感想の中に表されていました。それぞれの生活史の中から、この作品を読み解いていらっしゃることでした。そんな懇親会で、こちらの方が嬉しくなると同時に励まされて帰ってきました。確実に現代の女性は進歩していますね。
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24回公演
名古屋市
石原邸
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会場は、名古屋市本山から歩いて10分ほどの、小高い山に建てられた、瀟洒な二階建てコンクリート造りのお宅でした。そのお宅の玄関を入ってすぐの部屋は、数寄屋づくりをイメージされた部屋で、和室八畳の間を二部屋解放して空間としました。完全暗転をと思ったのですが、部屋の2面がガラス戸越しに庭に面しているので、一面だけ雨戸を閉め、残る一面、つまり私が座る椅子のバックは名古屋市内の夜景が見えるようにしました。山の上ですからロケーションが良く、折角ですから生かすこととし、更に庭にある、かえでの木もライトアップすることにしました。
観客の方は41人。男性3人で後は女性。年齢層が広く、高校生から石原さんのお父さん、お母さん(共に70才から80才位)といった具合でした。終了後、皆様の前で、杪谷がそして私が少しお話をさせていただきました。その後、手作りの食事でお疲れ会があり、そこでも話が拡がりました。
感想は最後のかえでのライトアップが良かった、淡々と語ったと言うことだが、イメージはしっかり拡がったとのこと。石原さんのお父さんは長い間生きてきて、こういう感動を味わったのは初めて、心が洗われたと言うことでした。その他には子供に聞かせたいとか、言葉が良く理解できたと言うものもありました。こんな感じで24回目の朗読会は終了致しました。石原さんは会場を変えて更にあと1〜2回開催したいと、おっしゃってくださいました。今後そのチャンスがやって来ることを祈りたいと思います
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