公演レポート
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203回
2006/06/27
1:00PM
東京都西東京市
グリーンホール
武蔵野大学環境学科

 “よ〜し遠足だあ!”と、ウキウキ気分で出かけた西東京市の武蔵野大学。東京で仕事をする杪谷と品川駅で落ち合うと、これがまた“新鮮なんだな〜”

 11時に大学に到着して今回の仕掛け人、武蔵野大学 人間関係学部 環境学科助教授(かなり長いです!)の村松陸雄さんをお呼びする。初対面!です、どんな人かな〜?すると、がっちりした元気な村松さんが登場。実は、この村松さんが愛知県岡崎市にある『人間環境大学(今年4回目の主催)』のH・Pで朗読会の事を知り、武蔵野大学の主催となったのです。

 大学内は、緑眩しく森の中って感じで、杪谷と「いいとこですね」を連発。

 先ずは先着の照明機材を受け取り、会場となる『グリーンホール』まで散策・・・?

 ホール利用中のグループに“お邪魔虫宣言”。杪谷は、気持ち良く緑に囲まれたホールを写真に収める。300人は収容出来る空間は、白い壁を基調とし、緑とマッチして雰囲気はGOOD! しかし、今日は“ど根性がいる真っ昼間の1時”ブラインドを降ろし暗転具合を見る。“明るすぎる!?さて、どうしたものか。でも、これでやるしかない。”暫く眺めたのち、舞台を背に平板の上に椅子を置く。舞台に据え付けられた左右の階段(4段)を外し、平板の横へ並べ、そこに照明を置くことに決める。60席ほどのパイプ椅子を扇形に配置。この準備は村松さん、学生二人、先程から荷物をずっと運んで下さっている環境学科の先生 松田貴嗣さん、授業後に駆けつけたこのイベントの代表者、環境学科環境アメニティ専攻(三年生) 大野祐美佳さん。そのうち皆さん、腹が減っては戦は出来ぬと“ランチタイム”。杪谷と私は取り残され?(杪谷は食べたいだろうな、学食のこと気にしてたな〜)12時45分を睨む。ライトアップを考える。舞台奥のホリゾントに橙色。しかし“これではまずいよなあ”と再び思案。朗読椅子の後ろから、舞台の「蹴込み(舞台前面)」の格子に橙色を当て、光が舞台の枠を映し出す。これで、何か感じてもらえるかな・・・?

 はたして、開場を前に杪谷が消えた!?“喫煙タイム?まあ、いっか”と軽く促し、蝋燭に火を点け、客電ONで開場。舞台の袖で着替えて開演を待つ。ところが、椅子の上に本を置くのを忘れた!。現れた杪谷に、慌てて頼む始末。これって本末転倒ですね。

 予め10分ほどは遅れるかも?なんて話があったものの、気持ちは“良し、行くぞ”。 予定通りに遅れて?松野さんが杪谷の横に立ちスタート。観客は42人(男性16人)の精鋭たちです。ブラインドを降ろしても駄目です、明るい。“丸見え松野さん”の燭台下げが、裏に隠れる私から見えたのは、燭台を持ち上げる場面のみ。それでもゆっくりと“捧げ燭台”です。白っぽい夏物カーディガンが眩しいったらありゃしない・・・です。

 左前方から帽子を被った丸見え男の朗読者。しっかり見られながら語り始める。すると、勢いそこへカメラの“ザ・フラッシュ(記録の為)”が焚かれた。“あ、しまった!「写真撮影は厳禁」これを言わなかった。でも杪谷が「ご遠慮下さい」とお願いするだろう”と心鎮めて先へ進む。と、その矢先に、今度は立ち上がり“basha!”。これには私の右手が条件反射で前に伸び、カメラと自分の顔を遮る。“杪谷〜”と、言わんばかりに指先が杪谷を指し示す。まるで気づかない。そんな!、これが“鉄壁のコンビか・・・?”忌々しいけど朗読を続ける。すると見慣れた光景だ。前列の男女が身を乗り出して聞いている。気持ちよく眠っている人もいる。いつしか目的を遂げたのか“basha!”は終わった。私も皆さんに助けられ、心穏やかに終演する。ライトアップは、緑の木々を尻目に人工美を追求した杪谷イリュージョン。これこそ「一つの空間創造」。終演後、松野さんの司会で紹介と質問タイム。こうして“武蔵野の森”に“ブフィエの森”を、お裾分けしたのです。