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151回公演
兵庫県神戸市
「神戸酒心館ホール」

ここが会場の「神戸酒心館

ここのホールが今回の会場になります。

震災で倒壊した古い酒蔵の木材を使って建てられたホール

椅子を並べて照明もセットアップ完了。さあ、いらっしゃいませ。

ギターソロで参加された浪速の島崎さん

いよいよ開場。さすが酒蔵、Welcomeドリンクにお酒が出ます。
ホール入り口です。

  朗読会の翌日に、こんなメールが・・・「アンケートを読むと皆さんの感動が伝わってきて嬉しかったです。作品に取り組む姿を見て感動しました。次回は震災10周年イベントとしてご一緒出来ることを楽しみにしています」嬉しいメールを送ってくださったのは、「神戸酒心館」のイベントプランナー、大磯かおりさん。

 今年六月、船井とし江さんが、神戸にある「ギャラリー里夢」で聞いて下さり、所属される「コープこうべ生活文化センター」と「神戸酒心館」に働きかけ、共同主催となったのです。 

 名古屋から車で向かった酒心館は、由緒ある蔵屋敷と言った趣で、長屋門(板塀)の立派さに圧倒され、さらにホールの素晴らしさに驚嘆!でした。神戸市東灘区にあるここは、1751年創業の酒造りの老舗。酒蔵、レストラン、ギャラリー等があり、施設の中の一つ、白木の多目的ホールは、震災時に全壊した酒蔵を修復、その際に柱や梁を一部再利用して建てられた約140坪もある広い空間。本日の朗読会場です。

 イベントは『朗読会&ギターコンサート2004』。ご一緒するギタリストはクラシックの演奏家、神戸在住の島崎陶人さん(これがまた、演奏もですが、いい人だったんです)

 公演準備はコープの船井さんと濱田さん、酒心館の大磯さん、王(おう)さん、名古屋の橋本さん(衣装担当)らのご協力で開始。木で囲まれたホールに清々しい気持ちが漲り、準備も何となく乗っちゃった!です。朗読場所は30センチ上がった仮設舞台の上、皆さんを見下ろすスタイルです。非常口灯を消し、明かりの漏れるところは塞いでいただくことにしたのですが、残念!舞台奥の上、屋根に近いところに大きな換気扇、さらに右上にも、合計二機が羽をクルクル回しているのです。何とかして!と切にお願い・・・しかし、位置が高すぎて無理とのこと。“こういうときは諦めるしかない”朗読者は諦念。

 12時半には全て準備も終え、お昼ご飯を挟んでギタリストの島崎さん待ちとなりました。食事を済ませ会場に戻ると、すでに島崎さんが舞台で練習中?挨拶を交わして、早速朗読の最後、エンヤの曲に代えて演奏してほしいとお願いを一つ。突然の依頼に、頭を抱え悩んだ末「月光」に決定。こうして“にわかジョイント”の成立。

 午後三時。観客53人(男性13人)を前に、まずは島崎さんが絶妙の大阪弁を操りながら(まるで落語家でした)30分間を完奏。その後、15分の休憩を挟んで朗読となりました。

 燭台下げは大磯さん。ところが説明不足で、火が点いたままの燭台を床にどっこいしょ。“オイオイ、違うよな?”と思っていると、フッと火を消して、暗転。今度はあろうことか手探りで燭台を会場の後方まで運び出した。“まあ、いいか”と思いながら私の出番。空間が広く声の響きも小さいので、スローペースを維持しつつも、やや張り気味に読み進めました。咳をする人がいます。でもそれより気になったのは、建物の裏でピーピーピーピーと頻繁に聞こえてきたフォークリフトの音(初めはトラックの下がる音と思った)。“もう止まる”と期待していたのですが、途中からは“諦め第2弾”でした。

 聞き手の皆さんは“元は取りまっせ”と関西人気質で大集中。最後は、杪谷が梁に渡したバトンに掛かる、淡い黄緑のタペストリー三枚に緑色を、木の壁には橙色でライトアップ。その明かりが、森の息づかいを感じさせる中、島崎さんが舞台横で演奏。抒情的なギターの調べに会場がシーン!地元の人との共演、これでこそ“神戸の朗読会だ”と、その後ろで聞き惚れていた次第です。巨大換気扇は、男!杪谷が、決死の覚悟で隠したのです。本当にいい奴なんです、ね?勿論、神戸の皆さんはもっといい人でした。神戸は吉。

ゆったりとした空間に、ほのかにお酒の香りが漂う。酔っぱらわないでね。
休憩時の雰囲気はとてもくつろいだ雰囲気でした。
主催者のコープの船井さん、酒心館の大磯さん。何から何までお世話になりました。
当日お世話になった「神戸酒」のスタッフ、コープ神戸のスタッフの方々。又神戸でお会いできますように。ありがとうございました。