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124回公演
兵庫県神戸市
ギャラリー里夢

神戸六甲にあるギャラリー里夢。このビルの地下が会場です。

会場前の歩道に出してある今日の公演のお知らせ掲示板。道行く人にアピールを

ライブコンサートも出来るギャラリー。向に見えるのはグランドピアノです。

神戸のお客様。ここから神戸の種が芽生える予感が・・・

練習熱心な榊原。頭が下がる思いです。どこでも何時でも初心の榊原の姿です

主催者の平田さん(右)とスタッフの松本さん。やはり木偏の方がここにも

“どないでっか?”と乗り込んだ、関西初の朗読会は神戸。新大阪から快速で30分、JR六甲道駅近くにある音楽ホール&ギャラリー「里夢」。今回は、初の神戸を記念して、“六甲下ろしバージョン”と洒落てみました。“え!何それ?”・・・(えへん!)それでは、その「?」をボチボチお教えしましょう。

 杪谷は東京、私は名古屋から、それぞれ1時前には到着。ゆっくり食事をして、2時頃から準備開始。音楽ホール&ギャラリー里夢は、80人収容の空間にステージがあり、そのステージ上にはグランドピアノ。早速、杪谷のピアノ演奏に朗読・・・“六甲下ろしバージョン?”ではありません。まだまだですぞ!今回はステージを使わず、ダークブラウンの控え室の扉を背に、朗読椅子を設置。横広がりに聞き手の椅子を配置しました。

 ギャラリー全てを仕切るのは、主催者の平田典子さんと、スタッフの松本洋子さん。お二人の協力のもと、会場を暗転。すると、これがかなりの暗闇。何となくウキウキ気分(朗読者は暗闇が好きなのか?)、暗転を確認しながら、光がこぼれる部分に目隠し。

オーナーの平田さんに燭台下げをお願いし、リハーサル。「挽歌」という曲が流れる中、燭台を下げて暗転。音が消え朗読開始。これが、いつものパターン。ところが杪谷が、素読みで語り始めるところに曲を挿入したのです。これが決まった!。さあ、ここからです。“どうする、アイフル?”となったのです。これまでのパターンか、それとも変更かを平田さん、杪谷、私で三者協議。

 結局、平田さんのこの一言「神戸ですから、六甲下ろしバージョンですね」に思わず納得、我ら二人“変えてみるか!”となりました。神戸のお客さんは、せっかちな人が多い?のか、早めに来場。開場予定の3時45分を前倒しして入っていただくことに。

 4時にスタート。もちろん新バージョン。平田さんが燭台を下げると私が登場。ところがウキウキ暗転のはずが、天井の蛍光灯の明かりが、うっすら残っているのです。おかげで、ウキウキ気分がしょぼくれ気分、雨ざぁざぁ!。それでも“関西初の朗読。投げてはあかん”と椅子に座り、暫くして予定通り曲がフェード・アウト、ここからは一人旅。

 しかし読み進めると、聞き手とのアンサンブルが乱れ始める。前列の男性が、どうも集中出来ない様子。手に持ったちらしを、カサカサと動かしたり、手を組み、ため息一発、二発。すると、今度はお隣の女性が、気持ちよくコックリ、グワ〜ンと大きく航海に出た、こちらも一人旅。このお二人は、殆ど最後までこの状態、ご苦労様でした。その他にも、おねむの方が2〜3人。果たして27人(男性4人含む)の皆さんは、気持ちよく聴いてくれたかしらん?。

今回も朗読は、ゆっくり語るというスタイル。これ、最近の定石。さらに感情移入の振幅も小さめに、という気持ちを優先しました。

 ライトアップは、ホール入り口扉と、ステージ側の白壁に、緑色を当てました。ところが残念なことに、ステージの明かりに気づかれた方は少なかったようです。

朗読を終えると、私は緑に染まる扉の外へ姿を消しました。航海に出たのです?

 これで神戸の朗読は終演。平田さんが、皆さんを前にして「音楽会は良くやりますが、朗読は初めて。でも皆さんに楽しんでいただけて嬉しい」という、お褒めのお言葉を。

 私たちは、平田さんが格別に喜んで下さったのが、何より最高に嬉しかったのです。

 この日もお客さんは燃えた!杪谷のリップサービスで。ホント、偉いもんです!

 明日に繋がるお土産話をいただき、足取りも軽く、夢見心地で帰路に着いたのです。